ウォーホル=太郎?

今日は朝からミーティングがあったので、Green Pointと呼ばれるエリアの北のはずれに向かう。 どうやったら行けるのかと調べたらなんと、先月東京のWAITINGROOMの個展で出していた「Cat and Mouse」という作品の映像を古いmini DVテープからデータに変換してもらった会社と同じビルディングの住所だった。

行ってみたらなんとフロアも同じ。数ヶ月前にここに来てたじゃんと、懐かしくなる。 打ち合わせの中で出たGIF POPという会社はNYの最初のヤミ市のスポンサーだったり、界隈の狭さを感じる。 結局、同じような興味を持っている人間って、すごく少なくて、だいたい繋がってる。

夕方にPlanetaの知り合いのデジタル系&ネット系のアーティストが来て、色々とディスカッションをする。その中で、昨日WhitneyでWarholを見たという話をしていたら、彼曰く界隈ではWarholは人気がないのだとか。なんでか聞くと、彼は商業的すぎるとのこと。日本ではそんなこと誰も気にしないんだよね〜と話たりして。 個人的には、彼の面白さは、時代的な背景とともに、今までモチーフにならなかった商業的なアイコンを用いたことの、面白さがあると思うけど、純粋なアートの世界では嫌う人も多いんだね。

日本で言うと、岡本太郎がマスメディアを利用しつつ活動していたのに対して、純粋なアートの人たちは評価しないみたいな感じに近いのかなと。つまりウォーホル=太郎、説。

自分の家の大家さんのお母さん(上の階に住んでいる)は、生粋のNYっ子かつ、アーティストで、NYのアートが一番盛り上がっていた頃から今までをずっとみて来ている生き字引みたいな人。

今度あの頃のウォーホルがどう言う感じだったのか聞いてみよう。

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